海外で使える電源、使えない電源

「日本の家電って、海外で使えるんだろうか？」

海外旅行の前に、ふと気になるポイントですよね。

実はコンセントの形というのは、国によって大きく違います。そのため、日本の電源を持って行ってすぐ使えるという事は、あまり多くはありません。

どういう国で、どういう形があるのか少し調べてみました。

例えば、アメリカ、カナダ、日本のタイプは、こういう形になります。家で見る家電はだいたいコレですよね。

アメリカ・カナダ・日本タイプ電源プラグ 変換プラグ A2 UP-11

ヨーロッパだと、こういう形です。ピンが日本と違って丸い棒のようになっていますね。

とっても便利！差込口が二つ！ヨーロッパ全域タイプ電源プラグ エレプラグW C2プラグ RW-D004

ちょっと変わったところですと、オーストラリアなどは、この形です。いかついです。

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国によって使える電源の形が全然違います。

国ごとにどういう形なのかを調べるのも良いですが、何か国も回る時や、２つ以上の電源が両方使われている国では大変です。

そこで、最近ではどんな電源にでも対応できる、「マルチアダプタ」という電源があります。

これを使うと、たとえヨーロッパタイプやオーストラリアタイプのような、日本と違う形の電源差し込み口でもアダプタを取り付けるだけで変換完了です！

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また、電源の差し込み口だけでなく、電圧にも注意が必要です。

日本のコンセントは、どれも100ボルトです。

しかし、海外は200ボルトを超えるコンセントも多くあります。

日本の家電製品は、最近のものはたいてい海外の200ボルト以上の電源でも使用できるように作られていますので、あまり神経質になる事はないかもしれません。

ただ、少し古い製品を持っていく時や、絶対に壊れたら困る大事な製品を持っていく時は、念のために変圧器を持っていくと良いでしょう。

変圧器というのは、こういうものです。

日本の家電製品を海外で使うためのダウントランスです。サーマルプロテクタ（自動復帰)内蔵の安…

ただし、もちろん変圧器だけではNGです。

電源の差し込み口の形が違いますので、そもそもこれ一つでは、海外のコンセントに刺さりません。

上の方で紹介したマルチアダプタは、「コンセントの形を日本流に変えるもの」

変圧器は、「コンセントから流れてくる電気の量を、日本基準にあわせるもの」

と考えてくださいね。

家電を守って、安全な海外旅行を！