LCCのメリットとデメリット

最近話題のLCC。とにかく飛行機の代金が安いというのは有名ですよね。
しかし意外に知られていないデメリットがあるのも事実。

では、LCCを使うメリットと、注意しておいた方が良いデメリットは何でしょうか。調べてみました。

LCCのメリット

・とにかく安い！

お値段がとにかく安い。これが一番嬉しいメリットです。通常の半額で飛べる便も、すぐに見つけることが出来ます。
特に朝一番の便ですと、長距離バスや電車、車よりはるかに安上がりになる事もよくあります。

・片道でも安い

よくあるツアーや格安航空券では、往復で予約した方が安上がりですが、LCCの場合は、片道だけでも驚く程に安いです。
そのため、いくつかの空港を経由して旅行するときなどは便利です。

LCCのデメリット

・オプションが有料

普通、飛行機の中で財布を出して何かの支払いをする事はありません。
しかし、LCCはコストを下げるために様々なものをカットしています。
そのため、機内食やドリンク、毛布なども有料（機内で現金でお支払い）が一般的です。

・荷物を預けると追加料金

意外と知られていないのが、キャリーカートを預ける（機内持ち込みしない）場合、追加料金が発生するという点です。

安くて1000円程度、量が多くて高くなる場合は3000円以上とられる事もあります。
航空代金が安いのに、荷物を預けて結局高くついたという事もあるので要注意です。

・欠航が痛い！

航空会社の都合や、悪天候での欠航の場合は、一般的な大手の航空会社は親身になって、振り替え便や宿泊先の手配をしてくれます。

しかし、LCCはそこまでしてもらえない事がほとんどです。
天候のせいや、機材の故障などで欠航になっても、基本的には自己責任で何とかしないといけません。

欠航のためにホテルを取ったり、別の便を新規で購入する事になって、普通の旅行より、はるかに高くついたという話もよくあります。

ボーディングブリッジがない

ブリッジ（飛行機のドアへつながる通路）がないので、雨の日は大変。（こんな感じです）

・その他細かい不便

・チェックインカウンターが空港の端にあるので移動が大変。
・遅れが多い。
・シートが狭い。
・マイルがたまらない。

どれも細かい不便ですが、重なっていくと何かと大変です。

まとめ

目的とスケジュール次第で、上手く使えるLCC。使い方を誤らなければ便利なのは間違いありません。

例えば、趣味の観光旅行でゆったりスケジュールを組んでいるので、多少の遅れは平気。距離もそんなに無いので、お手軽旅行をしたいという方なら便利です。
学生さんの、大学最後の一人気まま旅などに使う場合は、完璧に向いています。

逆に、仕事の出張や結婚式への出席で、絶対に遅れられない場合などはLCCを避けた方が無難です。

目的にあわせて賢く利用していきたいものですね。